世の中から過払い金は無くなるか

2007年の6月、消費者金融業者などに関して存在が認められながらも、それまではっきりとした線引きの無かったグレーゾーン金利に、最高裁判所からはっきりと「違法」という認定が下りました。これにより、過去借金をしていた人、及び、現在進行形でお金を借りている人の間で、これまで支払った「違法と認定された金利の利子分のお金」を取り返そうとする動き、いわゆる「過払い金返還請求」が盛んに行われるようになりました。

借金時計 - 夕張市ホームページ

弁護士の中には、これを専門に取り扱う者も出始め、テレビのワイドショーや週刊誌でも連日された、この過払い金返還請求は、一時期は「世の中から過払い金は無くなるか」といった論調で議論され、いつ果てるとも無い問題として扱われていました。ちなみに、2013年の2月現在、この過払い金請求訴訟の総額は、10兆円以上と言われており、いかにこの請求運動の波が大きかったかをうかがい知ることができます。

過払い 郡山

しかし、現在ではこれらの請求も一時期のピークを過ぎ、各種報道機関でも取り扱われることが少なくなり、訴訟の件数自体も減少の一途を辿っています。その証拠として、実際に過払い請求がピークだった時期には株価もつかなかった各種消費者金融は、順調に実績を回復してきており、この問題が終焉を迎えています。

倒産と自己破産の体験記

今後は、過払い金という問題を発生させた「グレーゾーン」な金利・業態を改め、利用者にとって分かりやすく、利用しやすいシステムを構築することが、消費者金融業界全体に求められています。